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消費者に非遺伝子組み換え食品を選べる自由を


原油高騰により、調味料や粉類、加工食品にいたるまで値上げのラッシュが続いており、収まる気配すら感じません。お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

この原油高騰により「食」の世界に大きな変化が急速に押し寄せてきています。原油高騰→バイオエネルギー→穀物高騰→食糧危機→遺伝子組み換え作付け急増、といった大きな流れが、もはや世界レベルで止めることが出来なくなってきています。遺伝子組み換え食品の日本の表示基準はEUに比べるとはるかに低く、醤油や油、飼料は非表示で大丈夫です。今後この基準が高い方へ向かわない限り遺伝子組み換え食品は食卓をどんどん埋め尽くしていくことでしょう。

卵の仕入先である山梨県で平飼い、非遺伝子組み換えの自然飼料で養鶏を行っている佐藤ファームさんは、「飼料屋さんから非遺伝子組み換えのエサを手に入れることが急速に難しくなってきている。価格差も広がってきている。ただ、非遺伝子組み換えのエサが手に入る限り今の養鶏を続けます。」と生々しい飼料の現状を語ってくださいました。このままでは日本中、世界中の畜産のエサ全てが遺伝子組み換えになってしまうのももはや時間の問題かもしれません。

農薬や添加物は、国が認可しているから安全という前提のもとに流通していますが、疑問を持つ消費者にはまだ選べる自由があります。遺伝子組み換え食品も安全であるというお墨付きのもとに流通が広まっていますが、選べる自由すらなくなっていくことを危惧する今日この頃です。

「健康ファミリー」や「早稲田自然食品センター」が皆様の健康と幸せに少しでもお役に立てれば幸いでございます。