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雑穀ベジタリアンレストラン「つぶつぶカフェ」がリニューアルオープン




新宿区弁天町にある雑穀ベジタリアンレストラン「つぶつぶカフェ 早稲田店」が、2016年(平成28年)2月3日(水)にリニューアル。





「つぶつぶカフェ」とは、つぶつぶ雑穀料理の創始者・大谷ゆみこ先生が、生命のルールにかなった料理のおいしさを実際に体感できる場として、1983年(昭和57年)にオープンした店舗です。





もともとは、神楽坂(文京区関口)で、スタッフへのまかないをかねた週末レストランという形から飲食事業をスタート。
その後、神楽坂店でレストラン(BUONA! TUBUTUBU)、早稲田店では体感ショールームカフェ(つぶつぶカフェ)を運営していたのですが、今回この2つを統合し、ヴィーガン・ベジタリアン料理とノンシュガースイーツが楽しめる「体感ショールームカフェレストラン」として、新たに生まれかわりました。





「つぶつぶカフェ+BUOANA! TUBUTUBU(ボナ!つぶつぶ) 早稲田店」では、イタリアンを中心とした多彩な雑穀料理を味わうことができます。

一番の特徴は、料理にお肉も魚も、卵も、砂糖も使っていないこと!

オープンに先立ち開催されたプレオープンパーティでは、初めて「つぶつぶ雑穀料理」に触れる方に向けた、多彩なメニューの数々が紹介されました。



サラダは、雑穀を使ったレシピでも定番料理の一つですが、この「フレッシュグリーンのヒジキマリネサラダ」では、むちむちの「つぶそば」を使用。隠し味には、なんと「たくあん」を使うことで、和風でも洋風でもない、不思議な一体感のあるサラダになっています。




穀物や野菜を肉や魚に見立てた料理は数あれど、ここまで「白身魚」と見まごうフリットにはあまり出会えないのではないでしょうか。「ヒエの鉱泉フリット&ポテトフライ」です。付け合せのレモンも、もちろんこだわりの有機レモンですよ。

そして、冒頭の写真でもご紹介しているのが、雑穀料理の定番、「高キビハンバーグ トマトソース with ヒエのベシャメル」。
高キビハンバーグを家庭でも作ろうとした時、実はお肉もちょっと使ったりしますよね。
雑穀だけでハンバーグを作れるイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。(かくいう筆者もその一人でした)
ですが…これは…


信じられないぐらいのモチモチ感!これが雑穀だなんて、誰が思うでしょうか。
上に添えられたベシャメルソースは、ふんわりしたコクのある風味が特徴のヒエを粉状にしたものをソースに。しつこいようですが動物性のエキスは一切使っていないのに、深いコクのあるソースになっていました。

味の深みの秘密は、こだわりぬいた油と塩。
これらをうまく組み合わせ調理することで、雑穀の風味や旨味を存分に引き出してくれるのだそうです。
(たとえば、オーサワのなたね油海の精の塩、などなど)



高キビは、ハンバーグのほか、「季節野菜の高キビボロネーゼ」にも。そして、もう一つ驚きの登場が待っていました。




お料理に合うお酒やソフトドリンクにもこだわっており、オーガニックワイン専門のソムリエに頼んで、つぶつぶ雑穀料理に合うオーガニックワインを厳選してもらっています。
オーガニックワインと聞くと、甘ったるいイメージがありますが、まったくそんなことはありません。
本当に、不思議とお料理に寄り添ってくれます。どんどん飲めちゃうから危険!





「もちアワと味噌ジャガジェノバピザ」では、乾燥ヒラタケを戻したものをオイル漬けにすることで、アンチョビに見立てています。隠し味のドライトマトとヒラタケアンチョビがジェノベーゼソースと相まって、なんともいえない良い風味に。ノンチーズでも物足りなさをまったく感じませんでした。


さて、デザートといえば、砂糖や牛乳、バター、卵は欠かせない食材ですよね。
ところがこちらのトリュフは、それらのものは一切入っていない、「ノーシュガーデザート」。
それどころか、カカオすらも使っていないという驚きのスイーツなのです。



3種のトリュフは、「高キビ・黒米・ハトムギ」でできています。
それぞれの穀物を米麹で発酵させ甘酒にし、ペースト状にしたものと、チョコレートの代わりに「キャロブ」粉を混ぜ、洋酒で風味付けをしトリュフに仕立てているのです。
雑穀の種類によって、ダークチョコレート風、ミルクチョコレート風と、味わいが変化しているのが驚きました。

高キビは、ハンバーグにも、パスタにも、そしてスイーツにも変身することができるんですね。

改めて、雑穀料理の持つ可能性の広さを感じることができました。


店舗の2階では料理教室も開催しており、現在3,000種類以上あるレシピの中から特に家庭でも作りやすいレシピを学ぶことができるそうです。料理教室は全国約50箇所で開講しているので、ご興味のある方は「つぶつぶカフェ」公式サイトをご覧ください。


つぶつぶ雑穀料理を、五感で体感できる「つぶつぶカフェ+BUOANA! TUBUTUBU(ボナ!つぶつぶ) 早稲田店」は、早稲田駅から徒歩10分(牛込柳町駅から徒歩5分)。
早稲田自然食品センターからは徒歩7分の、ご近所さんです。

お近くにお越しの際には是非、お立ち寄りください。

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つぶつぶカフェ+BUOANA! TUBUTUBU(ボナ!つぶつぶ) 早稲田店

住所:東京都新宿区弁天町143-5
TEL :03-3203-2093

営業時間
 ランチ :11:30〜13:30
 カフェ :13:30〜18:00(軽食L.O.17:00)
 ディナー:18:00〜22:00(L.O.21:00)

定休日:火曜日(祝日の場合営業、翌日休業)

公式サイト:http://b-tubutubu.com/

※月曜日は18:00までの営業(祝日の場合は22:00まで営業)
※店舗では月に一度、質の良い作品を作る作家さんのギャラリーショプを開催予定

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2月3日(水)にリニューアルオープン!「つぶつぶカフェ+BUONA! TUBUTUBU(ボナ!つぶつぶ)」に関するアルバムです。
Posted by 早稲田自然食品センター on 2016年1月30日