2008年9月1日

有害物質のリスクを減らす玄米食

前回は遺伝子組換食品の事を書きました。多くのご意見を頂きまして誠にありがとうございました。この場を借りて深く御礼申し上げます。

<まずは出す>

食の安全がついに「米」にまで及んできてしまいました。有害物質に汚染された事故米問題は、給食や施設の食事等、選択の余地もない自己防衛すら出来ないところにまで広がりをみせています。

未来の健康の為に、農薬やダイオキシン、有害金属等から自分自身で身を守らなくてはならない時代になってしまいました。これらの有害物質は徐々に体内に蓄積され様々な健康被害を引き起こします。とはいえ現代社会で有害物質を遮断する生活も無理な話です。ではどうすればいいのか?

有害物質のリスクを減らすには「玄米」しかないのかもしれません。栄養的に優れた玄米には、体内の有害物質を排泄する力も持っています。

水俣病やカネミ油症事件等の有害金属やダイオキシンが原因とされ、多くの被害者がでた中でも「玄米食」をしていた人にはその症状が出なかったという報告があるようです。この話の公的な資料は手元に無いのですが、九州大学油症研究班による「油症研究」というレポートでは、米ぬかやスピルリナ等がダイオキシン類の排泄増加を促すという研究結果が記載されています。この研究からも日々の玄米食により、有害物質が体内に留まらず、スムーズに排泄できていた為、病気から免れたといえるでしょう。

食や環境の汚染から身を守る為にも、米ぬかを削らない玄米食がおすすめなのです。しかし玄米は消化が悪いので、胃腸が弱く痩せすぎの方には不向きな場合もありますし、家族全員が食べてくれない場合もよくあります。そのような場合は手軽な玄米食として「玄米酵素」を是非ご利用ください。

バランスの良い栄養を摂ることは大切なことですが、まずは毒を出し、毒を溜めないことが、未来の健康を約束してくれることと思います。