2009年7月20日

そのピュアな水がスゴイのです。|ORBS(オーブス)さん訪問記

こんにちは。早稲田自然食品センターの島崎です。
今回はじめて店長と初夏の白馬、オーブスさんへ伺ってきました。

(左:オーブス代表取締役 岸さん 右:店長 寺島)



白馬に近づくにつれ空気は清々しく、お天気も良いのでかなり旅行気分でした。そして何といっても、まず目に入るのが白馬山麓のすばらしさ!!
オーブスさんのベランダからは、この大パノラマが一望できます。また、代表取締役の岸さんが建築家ということもあり、心地良い空間でのレクチャーが始まりました。

オーブスの化粧品は白馬山麓の雪解け水から生まれました。

熱のこもった講義

まず岸さんより、水の性質 オーブスの水の基本的な考え方 製品開発の経緯などの説明があり、その後、開発室室長の平松さんからそれぞれの商品特性や使い方についてのレクチャーがありました。400年(地元の人曰く)かけて山をつたい湧き出てくるこの水は、隆起した山に多いというケイ素層を通り、扇状地となっているオーブスさんのふもとまで流れ出てきます。

天然フィルターを400年もかけて白馬山麓のふもとにたどり着いた、美しく、美味しい水。
少し先に行くと泉が広がり、こでもプクプクと湧き水が出ています

そして、この白馬の山々から湧き出る水こそ、製品の命ともなる、 完全な中性の水なのです!



その水を、オーブス独自の技術により超微粒子化 そして中性にバランス安定させます。この水を使い、自然界の植物 鉱物エキスを抽出、さまざまに組み合わせることにより、その部分(肌 髪 内臓など)が必要とした成分を『水の器』(細かい粒の揃ったつぶつぶ状の水でくるむ)で届けます。こういった水の働きが、すべての製品に入っています。


秘密の研究室


そしてそして!! いよいよ普段はめったに入れない開発室を見学させてもらいました。防腐剤などは一切いれないので、バイキンは禁物。全員が全身白衣 マスク 帽子をかぶり、いざシークレットゾーンへ。
室内は学校の理科室のようになっていてこじんまりとした印象でしたが、棚 机には様々な企業からの依頼サンプルなどのビンがずらっと並んでいて、さすがは「開発室」。大きな集塵機 純粋濾過機など徹底した品質管理のもと、オーブスの源液がここでひとつひとつ文字どうり手作業で処方されつくられていました。というわけなので画像はありません…。


生命の源となる『水』

水により取り戻される生態系のバランスと循環=またオーブスでは化粧品のみならず、医薬部外品用材料水(この生体水に限りなく近い水を使って、シャーレの中で細胞培養実験などがされている)の開発や、農業 工業、食品用原材料水の開発 製造、自然界の『水』に関する調査分析などもしています。

計4時間半におよぶ、とっても濃厚な講義に大きくうなずいたり驚いたりと、生命の源となる『水』の自然の理に適った姿を改めて感じた一日でした。

正直、店内でお客様に「ただの水とどう違うの??」とご質問いただき、水の仕組み働きなど理解できていなかったので「だと思います…。」的なお話しかできていなかった私としては、今回こういった機会に恵まれてきちんと(まだまだ消化しきれていませんが)お答えすることができそうです。


『ただの水』だけど『ただの水』じゃない!!!!!そのピュアな水がスゴイのです。


早稲田自然食品センター コスメ担当:島崎朗子