News Trending

/



お口も「菌活」はじめよう!歯周病予防に歯磨き+αのススメ



人生100年時代と言われる昨今、できるだけ自分の歯で物を噛みつづけられるようにすることは、健康寿命を延ばすために重要です。

歯を失う原因の多くは「歯周病」

最近では歯周病菌が全身疾患とも密接なつながりがあることが示唆されています。

6月の健康ファミリー教室では「お口の健康」をテーマにしたミニ講演会を開催。
講師の藤川さん(フェアユング株式会社)にお話を伺いました。

#本記事は、「食と健康と暮らし」に関する様々なテーマを、その分野の専門家を交えて考える店舗イベント「健康ファミリー教室」6月開催「お口は健康の源!」の内容を一部再編集したものです。


Read More

その腸活、間違ってるかも?腸内環境を整える時に気をつけたい3つのポイント



みなさん、今日も「腸育」していますか?

約3万種類、100兆-1000兆個が生息しているといわれている腸内細菌。
腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が、内臓や肌だけではなく、アレルギーの発症や精神状態にまで影響があるのではないかといわれています。

良い腸内フローラを育てること=腸活 の重要性については多くのメディアが報じており、以前よりも意識するようになったという方も多いのではないでしょうか。

しかし!本当に良い腸内環境を目指すのであれば、気をつけなければいけない3つのポイントがあることをご存知ですか?

「オーガニックサラリーマン」として講演活動や栄養指導を行う、株式会社アビオス村上雄大さんにお話を伺いました。



#本記事は、「食と健康と暮らし」に関する様々なテーマを、その分野の専門家を交えて考える店舗イベント「健康ファミリー教室」4月開催「老けない腸育・食事法」の内容を一部再編集したものです。
Read More

「ゾクッときたら」じゃもう遅い!?覚えておきたい風邪の引き始めサイン


「食と健康と暮らし」に関する様々なテーマを、その分野の専門家を交えて考える店舗イベント「健康ファミリー教室」。
2019年3月2日(土)には、「お手当て法」講座を開催しました。


知らなかった!風邪の引き始めサイン


突然ですが、風邪の引き始めはどんな症状が出ると思いますか?

ゾクッとしたら?
身体がだるいなと感じたら?
くしゃみや鼻水が出てきたら?



「それはもう風邪を引いてしまった状態ですね」。

と話すのは、今回講師にお迎えした、ムソー食品工業株式会社の坂元直人さん。
身体と食、こころのバランスを自分で整える「操体」の指導士でもあり、
全国で精力的に講演活動をされています。


実は、上記のような風邪の初期症状よりもに、身体にはある変化が現れるそう。
それは

「普段どおりの生活をしているのに、なんだかとっても食欲があるとき。またしっかり寝ているのに眠気が強く出ているときが、じつは風邪の引き始めサインなんです」。

えーっ!食欲があるのは元気な証拠じゃないんですか?!

「実は、これらの症状は自律神経の乱れから起こっています。身体の中に入ってきたウイルスや菌を外に排出しようとして、交感神経が活発に働くことで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる=自律神経が乱れた状態 になるんです」。

また異常食欲をそのままにしておくと、食べ過ぎたことで老廃物が多く発生。血液中に巡ることで、その老廃物を外に出そうと「発熱」し、本格的に風邪を引いてしまうのだそうです。

サインを知っていれば、風邪の初期症状が出るよりも前に対策を講じることができます。
その対策とは…。

「ずばり、プチ断食です」。

野生動物が病気にならないのは有名な話ですが、その理由は「彼らは常に極限の空腹状態にあるからです」と坂元さんは話します。


食物の消化にエネルギーを使わないぶん、傷を治したり細菌やウイルスと共存共栄するほうにエネルギーをまわすことができるのだそう。
逆に言うと、おなかが常に満たされている私たちは、病気になりやすいということなんですね。

「プチ断食のおともには、梅醤番茶が最適です。湯呑に梅肉をすりつぶし、醤油と生姜を少々入れます。これに番茶を注げば出来上がり。梅醤番茶は胃腸の働きを活性させるだけではなく、血液の浄化や新陳代謝を促す働きがある、まさに万能ドリンクなんです」。

異常な食欲を感じたら、あえて食べずに我慢して半日〜1日過ごすことで、身体の中の自然治癒力を高めて風邪を外に追い出します。
とっても簡単な方法、ぜひ試してみたいですね。

運悪く風邪で熱が出てしまったら、
キャベツの外葉などを頭に敷く「キャベツ湿布」がおすすめ。
延髄のあたりを一度温めてから冷やすと、そのあたりに溜まったウイルスや菌を追い出してくれるそうです。
熱を出すこと自体はウイルスや菌を排出しようとする良い反応なので、解熱剤などで抑え込んでしまうとかえって治りが悪くなってしまうのだとか。


高熱の場合は、水切りした木綿豆腐に小麦粉、すりおろし生姜を混ぜて団子くらいの硬さにした「豆腐パスター」をガーゼなどにくるんで頭に当てましょう。
筆者も体験したことがありますが、38度くらいの熱の時に豆腐パスターを当てると、豆腐が熱をスーッと吸ってくれる感じがして本当に気持ちが良いです。市販の冷却シートの香りが強すぎて…という方にもおすすめ。


「お手当て法というのは、自分の身体は自分で守るということ。台所にあるもので、ご自身の、またご家族の健康を守ることができますので、ぜひ覚えて実践してみてくださいね」。


坂元さん、ありがとうございました!


おわりに

東城百合子著「家庭でできる自然療法(改訂版)」(昭和53年・あなたと健康社)は、平成27年現在でなんと第1,000版という超超ロングセラー本で、お手当て法実践者のバイブルの一つです。もしお手当て法に興味をお持ちの方は、一度手にとってみてください。

昨今、西洋医学的なアプローチ以外の健康法や疾病対策については非常に声を上げにくい世の中になってきたなぁと感じます。SNSに投稿されている民間療法はたしかに玉石混交で、なかにはトンデモや悪意のあるものも含まれています。西洋医の皆さんが厳しく批判されることも致し方のないことかもしれません。
その一方で、すぐに病院にかかったり、薬を使う「前に」何かできることがあるのではないかと考え実践する自然派な人たちは、常に批判の目に晒され肩身の狭い思いをしていることも事実です。

西洋医学と民間療法、補完代替医療は、本来はお互いに補いあうもので、決して対立しお互いの欠点を非難しあうものではありません。
どうか、この記事を読んで「よし!お手当て法で治そう!高熱でも医者なんか行くもんか!」と、西洋医学に対して喧嘩腰にはならないでくださいね。
お互いの良いとこどりをするつもりで、「明日の朝まで病院に行けないから、今晩はお手当て法で様子をみよう」といったように、うまくご自身の生活の中に取り入れていただけると幸いです。
Read More

もう一度、立ち止まって考えたい。私たちの世界からミツバチがいなくなること


2017年1月、米国でまた新たに1種のハチ絶滅危惧種に認定されました。

ナショナル・ジオグラフィック 日本版の記事 によると、今回認定されたのは、かつては広く見られたラスティーパッチド・バンブルビーという種類で、過去20年間で個体数が87%も激減したのだそうです。


Read More

おいしい醤油の作り方 〜 小豆島「醤の郷」訪問記 〜


テレビCMなどで「ちょっと良い醤油」を見かけるようになりました。

醤油は日本人にとって馴染みの深い調味料ですが、これまではその良し悪しよりも、容量や価格が購入の大きな決め手になっていました。いまでもスーパーの特売品で見かけますよね。大容量低価格の醤油。


「安ければ良い」というデフレの波に揉まれてきた醤油ですが、最近は少し消費者の意識に変化が生まれてきたようです。日本の伝統食の良さが見直され、また食の安全について叫ばれる現代は調味料への関心も高まっているのでしょう。それが各メーカーの「ちょっと良い醤油」商品戦略に現れている気がします。



早稲田自然食品センターでも、全国各地から、様々なこだわりの醤油を取り寄せています。
どの醤油もとてもおいしく、造り手のこだわりが詰まったものばかりです。


棚に並んだ醤油を眺めながら、ふと思いを馳せてみました。


「本当に良い醤油って、何だろう?」


Read More

良質なわかめを直接届けたい。石巻十三浜の挑戦(後編)


2016年4月に訪れた石巻十三浜で、私たちは「顔の見える海藻 (株)リアスの石巻十三浜 絆わかめ」の生産者である、漁業生産法人「浜人(はまんと)」の阿部勝太さんと出会いました。

東日本大震災をきっかけに阿部さんは、これまでの「漁師の仕事の在り方」そのものへ疑問を抱くようになります。自分たちの獲ってきたものが、市場の都合で価格を決定され収入が安定しない、そんな形では子供たちの世代にまで借金を残すことになる。
阿部さんはここで、「漁協を通さずに、自ら販売する」という形への転換を決意します。

(前編はこちら)

近隣5世帯と「浜人」立ち上げ。坂詰氏との運命的な出会い



震災後、阿部さんは近隣の5世帯とともに「浜人」を立ち上げ、ゼロからの再スタートに奔走します。
「自ら販売する」という方針を打ち立てたものの、最初はどうしてよいかもわからなかった、そんな時。
ある「ご縁」が阿部さんにやってきます。

「震災後、泥かきのボランティアをしてくれた方が千葉県船橋市の方でした。商工会に入っていたんですが、商工会の冊子の一面にたまたま「リアス」が載っていたんです。「顔が見える流通」と書かれていた」。

ちょうど、大船渡にある会社の倉庫が多大な被害を受け、東北入りをしていた海藻専門製造卸・(株)リアスの坂詰さんと、阿部さんは運命の出会いを果たします。
かねてから石巻十三浜わかめの品質の良さを見抜いていた坂詰さんは、市場を通さず直接消費者に届ける具体的な流通スタイルを提案し、意気投合。


こうして、震災の翌年に「絆わかめ」は誕生しました。

「震災前のやり方だと潰れていただろうと思います。どの地域も高齢化が進んでいます。儲からないから、やる人がいないんです。あと5〜10年で、漁協が入札で取って、市場からものを仕入れて…というスタイルは崩壊すると思います。僕達が今取り組み始めた“顔の見える流通”は、少なくとも宮城県では推進されています。このやり方が当たり前になるのではないかと思います」。

生産者の顔が見える流通。「日本の漁業界の最先端だと思う」



現在、阿部さんは「浜人」の活動だけではなく、別団体で「一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン」を立ち上げ、活動の幅を広げています。
石巻十三浜だけではなく、宮城、岩手、福島の、同じ考えを持った漁師さんたちと連携。わかめだけではなく、牡蠣や海苔、昆布などの養殖海産物を網羅するまでになりました。最近では、定置網漁の漁師さんも仲間に加わり、生しらすや、一本釣りのイカも取り扱えるようになったそうです。
「FISHERMANS」という、漁師さんにスポットを当てた、スタイリッシュな冊子も制作。
団体の活動売上の30%が、次世代の漁師育成のために使われているそうです。

「仲間たちは全員、同じ考えを持っています。何よりも自分自身が仕事を楽しめるようになりたい。つらいだけじゃなく」。

「僕達も消費者の顔が見えるから、モチベーションが上がります。これまでは手前味噌で作っていたものが、クレームを含めて色んな声が聞けるようになりました。販売現場からの声を反映したものづくりができる。始めて3年、まだまだスタートしたばかりですが、これが日本の最先端だと思う」。

「震災を機に崖っぷちになったけれど、震災がなくても衰退化、高齢化はしていました。たまたまそれが震災で問題化されたのかなと。僕たちは中越や阪神の(震災)経験を活かすことができました。行政やボランティアの皆さん、たくさんの方に支えられてきました。僕達たちの取り組みは、この後どこかで起こる問題のヒントになると思います」。

自分たちの経験を活かし、次世代へとつながるような生産スタイル。
漁業界でその先駆けとなるべく、阿部さんの活動は続きます。



「今後の展開は、産地の強みを活かしたものづくり。付加価値を高めることを追求していきたい。家族のスタイルが変わって、魚は丸ごとよりも切り身のほうが売れるようになりました。そういう、世の中の変化に対応していけるようになりたい。他地域の同業者の皆さんにとって東北が先行事例になればいいと思う。業界が変わるのを、楽しみにしていてください」。
Read More

良質なわかめを直接届けたい。石巻十三浜の挑戦(前編)


2016年4月。私たちは、早稲田自然食品センターで扱う「顔の見える海藻 (株)リアスの石巻十三浜 絆わかめ」の故郷である、石巻十三浜を訪れました。
東日本大震災後、宮城県石巻市を訪れるのはこれが初めてとなります。

Read More