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発がん物質アクリルアミドとポテトチップ


ポテトチップスの写真



国民的人気のスナック菓子のポテトチップ…
今年の10月に食品安全委員会の発表により、
ポテトチップ等々の澱粉を高温で調理した食品には
発がん物質であるアクリルアミドが多く含まれる…と発表されました。

澱粉質の高温調理によるアクリルアミドの生成については
2002年にスウェーデン政府により発がん性が指摘されているにもかかわらず、
ようやく結論付けたのが12年後の今年でした。

発がん性物質を積極的に摂り入れたい方は少ないでしょう…
アクリルアミドは特にポテトチップに多く、一部メディアでは取り上げられましたが、
大手のTVメディアが報道することはほぼなかったと思います。
これには諸々の事情があるのでしょう。

当店でも無農薬の国産じゃがいもの無添加ポテトチップは人気の商品ですし、
取り扱いは続けますが、要は食べ過ぎ、摂り過ぎることを問題視すべきであると思います。

アクリルアミドに限らず日本の食品への安全性評価は、
意識の高い欧州に比べると遅すぎ、適当すぎるといわざるを得ません。

諸外国では既に安全性に問題有りとして禁止されている添加物でも
日本では普通に使われていますし、認可添加物も断トツに多いことは知る人ぞ知る
最悪な状況です。
同じく発がん性が指摘されているトランス脂肪酸も日本では表示義務すらありません。

脂肪が付きにくく健康に良いといわれ一世風靡した特保の食用油が、
数年前に発がん性を指摘されていたのにもかかわらず、
突然、一瞬にして世の中から消えた事を思い出していただきたいと思います。