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大地震への備えを


東日本大震災から1年が過ぎました。改めて被災された皆様方、そのご家族、関係者の皆様には心よりお見舞いを申しあげます。
瓦礫の処理が問題になっていますが、被災自治体の方針と政府方針に温度差があるという話も聞かれます。とにかく一日も早い復興をお祈り申し上げます。

昨今、東南海大地震や首都圏直下型大地震がくる可能性が高いから十分備えておくようにと、既に予知しているかのような報道がやたら増えています。平成7年1月17日の明け方の阪神大震災を思い出さざるをえません。

当時、兵庫県芦屋市で前職の社員寮にいた私は下から突き上げるような、何かが爆発したかのような衝撃で眼を覚ました後は、ベッドの上で四つん這い状態から全く動けませんでした。すぐに強烈な横揺れになると、狭い部屋の本棚や姿見、さらにブラウン管の重たいテレビが寝床へ襲ってきたのを思い出します。幸いなことに急所には当たらず、たいした怪我もせずに済みました。

このような体験からでしょうか、スタッフには勿論、話が出た時にはとにかく寝ている時の大地震は何も出来なくなるのだから、頭より高い位置に重いものだけは置かないように、そして特に重たい家具や家電はしっかり固定し、枕の下には懐中電灯をと常々いっております。

防災持出し袋が良く売れているようで、1〜2万円のものは充実しているので良いと思います。とにかく水と食料は多めに、風呂の水は常にためておけば生活用水として役立ちます。また食物アレルギーの方は自分が食べられる物を大量に、水汲み袋、カセットコンロや食器、ラップ、大きなビニール袋、軍手も役立ちます。

今回カタログ誌への掲載が間に合わなかったのですが、華粧品のプラチェから水のいらないシャンプー(150ml/¥1,890)が新発売となりました。

被災地支援で石鹸やシャンプー類を支援物資として送ったけれど水が不十分な為、あまり役立たなかったので開発したそうです。震災後数日もすると衛生用品が必需品となります、夏場ならなおさら。髪や体にスプレーして拭き取るだけですので、防災袋に1本入れておけばいざという時、大活躍してくれます。